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痛み等の症状が無いクラミジアでも放置するとリスクがあります!

2020年06月18日
考えている男性

クラミジアは感染した後にすぐに発病することはなく、長い潜伏期間を経た後に初期症状を発症します。発症後も強い痛みや高熱が出るようなことはないので、病気に気づいていても放置してしまう人が少なくありません。クラミジアの初期症状は軽いので、重大な病気であるという認識を持っていない人がたくさんいます。それでも感染してから治療をしないで放置しつづけると合併症を起こして不妊症になったり、命に関わる重い合併症を起こすリスクがあるので、注意が必要です。クラミジアは放置しても自然治癒することはなく、遅かれ早かれ重症化して取り返しのつかないことになる危険性があります。

男性が性器クラミジアに感染して発症すると、最初は尿道炎を起こして排尿時にのみ軽い痛みやかゆみなどを感じます。尿道炎を放置し続けると病原菌が睾丸に進んで炎症を起こし、精巣上体炎を発症して激しい痛みや高熱の症状が出ます。もしも両方の睾丸で炎症が起こると、治療を受けて完治した後も男性不妊になってしまいます。

女性が性器クラミジアになると、最初は子宮の入口部分で子宮頸管炎を発症します。この段階では強い痛みや発熱などの症状が出ることはありませんが、放置し続けると病原菌が子宮内に侵入して炎症を起こします。治療を受けずに放置すると、病原菌が子宮内からもっと奥の方にある卵管や卵巣に拡大して卵管炎や卵巣炎を発症します。卵管炎を起こすと、卵子の通り道である卵管が癒着して狭くなったり塞がってしまいます。病気を治した後も狭くなってしまった卵管は元に戻らないので、一生子供が作れない体になってしまう恐れがあります。

女性患者がクラミジアを放置すると生殖器で炎症を起こしますが、この段階でも強い痛みの症状が出ないので病気に気づかない人もいます。治療をしないで放置し続けると、病原菌が腹腔内に移動して肝周囲炎を起こす危険性があります。この段階まで病状が悪化すると高熱が出たり強い痛みの症状が出て、救急搬送される人がいます。最悪の場合は、肝周囲炎が原因で命を失う危険性があります。

初期症状が軽いという理由でクラミジアの治療をしないで放っておくと、非常に大きな代償を支払う結果になります。治療をせずに放置しても自然に治ることはなく、大切なパートナーに病原菌をうつしてしまう恐れもあります。もしも自分がクラミジアに罹っていることが判明したら、すぐに適切な治療を受けて完治させることが大切です。