薬を飲む男性

性器クラミジアは日本国内で感染者数が多いポピュラーな性病のひとつで、性器などの粘膜に細菌が感染して炎症が起こることで発症する病気です。性器クラミジアに感染すると病原菌が繁殖して体の奥の方に移動し、自然に治ることはありません。病気を放置し続けると重症化して重大な合併症を起こしたり、不妊症になる危険性があります。そのため、クラミジアに感染したことが判明した際は早めに治療を受けて完治させる必要があります。クラミジアを治療する方法は、抗菌薬(抗生物質)を投与して体内の病原菌を死滅させることです。

性器クラミジアに感染した際に初期症状の段階であれば、ジスロマックという錠剤タイプの飲み薬で治療をすることができます。ジスロマックの有効成分はアジスロマイシンと呼ばれる抗菌薬で、マクロライド系抗生物質のひとつです。

ジスロマックの有効成分(アジスロマイシン)は、病原菌が細胞内でタンパク質を合成する働きを邪魔する作用を持ちます。タンパク質は、病原菌の細胞を構成するために重要な成分のひとつです。タンパク質の合成を邪魔された病原菌の細胞は増殖ができなくなり、人体の免疫細胞に攻撃されて死滅してしまいます。

クラミジア菌は増殖のペースがゆっくりしているという特徴があり、約72時間ごとに細胞分裂を起こします。増殖ペースが遅い病原菌を完全に死滅させるためには、長期間にわたり体内で抗菌薬の効果を持続させる必要があります。僅かでも細菌が体内に残留していると再発してしまうので、病気を治すためには病原菌を完全に殺傷することが求められます。ジスロマックを飲むと1週間にわたり体内で効き目が持続するので、この間に病原菌は2~3回の増殖ピークを迎えます。ジスロマックは効き目が継続する期間が長いので、増殖のペースが遅いクラミジア菌に対しても高い治療効果を発揮して病気が完治します。

ジスロマックの有効成分(アジスロマイシン)は、基本的に病原菌が増殖をする働き(静菌作用)を示します。高濃度であれば病原菌を殺傷する効果も持つので、薬を服用してから2~3時間ほどで効き目があらわれます。薬の有効成分は1週間にわたり体内で効き目を発揮し続けるので、毎日薬を飲み続ける必要がありません。飲み薬タイプの抗菌薬の多くは1日1~3回に分けて毎日薬を飲み続ける必要がありますが、ジスロマックは最初に1回だけ飲むだけでクラミジアを治すことができます。